人材採用のSNS運用に欠かせない企業アカウント!その作り方とは?
少子高齢化やコロナ禍が落ち着きつつある中で、企業の経済活動が回復して求人倍率があがり、採用に苦戦する企業が増えつつあります。そうした中でSNSを用いた採用活動に力をいれる企業が増えているのです。こうした人材採用のSNS運用にあたって欠かすことができないのが企業アカウントです。ここではその作り方についてご紹介します。
Twitterの企業アカウントの作り方
まずTwitterの企業アカウントの作り方の手順についてです。まず事前にヘッダー画像やプロフィール画像、ユーザー名、表示名、紹介文について準備しておきます。ユーザー名は@の後ろに表示される文字列のことで、そのアカウント固有のものです。英数字と一部記号のみが使用できますが、ユーザーが目にする機会も多いので、企業名やブランド名、自社のビジネスに関連する単語の活用がいいでしょう。
事前の準備ができたら、まずガイドラインをチェックします。Twitterには運営が定めたガイドラインがあり、アカウントの運用にはこちらを遵守する必要があるので一読しておきましょう。また、個人でTwitterを利用している場合には、すべてのアカウントからログアウトした状態で企業アカウントの解説を始めます。
まず「電話番号またはメールアドレス登録」からアカウントを作成し、2時間以内にメールアドレスを認証。その後、パスワードを設定します。その後、プロフィール画像を設定したらアカウントの完成です。続いて、ヘッダー画像や紹介文なども登録していきましょう。
なお、Twitterでは、アカウントの誕生日を設定できるため、ブランドの開設日や商品のリリース日を誕生日として設定したいという会社もあるかもしれませんが、Twitterの規約上13歳以上が利用可となっているため、誕生日設定で13歳以下と判断されてしまうとアカウントが凍結されるのでご注意下さい。
Facebookの企業アカウントの作り方
Facebookでは個人用アカウントをベースとして、ビジネスアカウント(企業アカウント)を作成できます。ここでは個人用アカウントからビジネスアカウントを作成する手順を紹介しましょう。まず、個人用アカウントでFacebookにログインし、ヘッダーメニューの「+」から「ページ」をクリックします。
そして、ページ名を入力して「カテゴリ」を選択。その後、左下にある「Facebookページを作成」をクリックすれば作成は完了となります。続いて、イメージを訴求していくためのロゴや画像を設定。そして左サイドバーの「ページ情報を編集」から、住所などの基本情報を設定します。
運用を開始するまでの準備段階では、Facebookのページが一般ユーザーの目にとどまらないように非公開に設定しておくといいでしょう。左サイドバーの「設定」から「公開範囲」に移り「ページは公開されていません」を選択します。公開の準備が整い、運用を開始する際には、再度公開範囲を設定すればOKです。
Instagramの企業アカウントの作り方
最後にInstagramのビジネスアカウント(企業アカウント)の作り方についてご紹介します。まずは個人アカウントと同様にInstagramのアカウントを開設するために、電話番号またはメールアドレスを登録します。
すると認証コードが届き、認証コードを入力し、アカウントの使命とログインパスワード、誕生日を登録。その後、ユーザーネームを登録すれば完了です。ユーザーネームはInstagramアカウントのURLになったり、タグ付けやメンションに使用されたりするので、ビジネスの名前を連想しやすいものにするといいでしょう。
次に作成したアカウントをビジネスアカウントに切り替えます。「設定」から「アカウント」を選び「プロアカウントに切り替える」を選択。続いてカテゴリの選択となるので、企業やサービスに合ったカテゴリを選びます。ここで選んだカテゴリと親和性が高いユーザーに投稿が表示される可能性が高まるのです。次にプロアカウントの種類を選びますが、ここでは基本的には「ビジネスアカウント」を選べば大丈夫です。
最後に連絡先やプロフィール(写真や自己紹介、ウェブサイトURLなど)を登録します。なお、ビジネスアカウントは、アカウントを非公開にできませんので、準備中でまだ後悔したくない場合には、個人アカウントで非公開設定にして準備を進めるといいでしょう。
まとめ
今回は、代表的なSNSツールであるTwitter、Facebook、Instagramにおける企業アカウントの作り方についてご紹介しました。企業アカウントの作り方自体はそこまで難しいものではありません。これらのSNSをうまく利用することで、自社がターゲットとする層に効果的・効率的にアプローチでき、採用競争力を高めることができるのではないでしょうか。それぞれのツールごとに強みや特徴などもあるので、まずはアカウントを作り、それらの特徴をしっかりと把握したうえで、どのツールを利用していくのかを検討することをおすすめします。うまく活用することで、激化している採用市場において必要な人材をしっかりと確保していくことができるでしょう。