【2024年最新】X(旧Twitter)で採用広告をするには課金必須?
X(旧Twitter)は無料での投稿も可能ですが、ターゲットを絞り、広範囲にリーチするためには有料広告の利用が不可欠です。この記事では、Xの認証バッジと広告の関係性、認証バッジにかかる費用やメリットについてくわしく解説します。これからX上で採用広告を行いたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
X(旧Twitter)で広告配信するには認証バッジが必要?
広告配信をするには、認証バッジの取得が必要です。
ここでは、認証バッジの種類や取得方法、そしてメリットについて見ていきましょう。
認証バッジとは
認証バッジは公式マークとも呼ばれ、著名で信頼に値するアカウントに対して、Xが付与しているものです。
認証バッジはブルー、ゴールド、グレーの3種類があり、それぞれ異なるアカウントの種類や背景情報を示しています。2023年4月1日以降、X認証バッジの取得条件が大きく変更され、多くのアカウントが月額課金と申請によりバッジを取得しています。
具体的な条件は、フォロワー数2,500人以上が挙げられていますが、詳細な基準は明らかにされていない部分もあります。
認証バッジを取得するメリット
以前は、企業や著名人のなりすましアカウントが多発していましたが、認証バッジによってアカウントが公式である事実が証明され、ユーザーからの信頼性が高まります。
公式アカウントである事実が明確になるため、フォロワーは安心してアカウントをフォローでき、結果として離脱率の低減やなりすましの防止にもつながります。さらに認証バッジの取得により、Xの@ハンドルから広告の出稿が可能になります。
逆にいえば、認証バッジを取得しないと広告配信ができないため、広告を通じたプロモーション活動を行う企業にとっては認証バッジの取得が必須です。また、2023年3月にElon Musk氏が発表したとおり、認証済みアカウントのみが「For You」のおすすめに表示されるようになりました。
フォロワー外のユーザーにも投稿を届けられ、新規フォロワーの獲得にも有利になります。
X(旧Twitter)の課金プランの種類
Xは複数の課金プランを導入しているため、ユーザーや組織は自分のニーズに応じて選択できます。
ここでは、各種課金プランとそれぞれの特典についてご紹介します。
ブルーバッジ:X Premium・X Premium plus
X Premiumは個人でも組織でも利用可能なサービスです。
月額980円で加入すると、ブルーバッジが付与され、さまざまな追加機能(投稿の編集、長文投稿、長尺動画、リプライでの優先表示、そしてコミュニティー作成など)が利用可能です。
ちなみに、X PremiumとX Premium plusは広告の非表示の仕方に違いがあり、価格も異なります。X Premium plusは月額1,980円とやや高めに設定されています。
ゴールドバッジ:Verified Organizations
Verified Organizationsは、法人や非営利団体などの組織が利用できます。
このサービスは、組織が安全かつ確実に認証し、信頼性の高い情報発信の支援をすることが目的です。アカウントにゴールドのチェックマークが付与され、プロフィール写真が四角形で表示されるため、視認性が向上します。
プランはフルアクセスとベーシックの2種類があり、料金は、フルアクセスが月額13万5,000円、ベーシックで月額3万円の設定です。
グレーバッジ:政府機関向けの特別な認証
グレーバッジは、政府機関や多国間機関、またはその関係者のアカウントが対象です。
グレーのチェックマークが付与されます。利用できる機能はゴールドバッジと同じで、加入できる要件は金色バッジ取得の要件に加え、政府機関の公式メールアドレス(ドメインが「.gov」などのメールアドレス)を入力する必要があります。
バッジなし:X Premium ベーシック
X Premiumには月額368円(Web版)で利用できるX Premium ベーシックというプランもあります。
投稿の編集、長文投稿、長尺動画、リプライでの優先表示、コミュニティー作成などの特典が利用可能です。しかし、青いバッジや広告収入の分配、サブスクリプション機能、X Pro(旧Tweetdeck)などの機能は含まれていません。
バッジの付与が不要で基本的なプレミアム機能だけを利用したいユーザーにとって魅力的です。
無課金でも採用広告を出せる?
無課金でも採用広告を出せますが、認証バッジの取得によって得られるメリットは大きく変わります。
認証バッジの取得により、広告配信やキャンペーン実施が容易になり、情報の拡散力も向上します。企業のX運用方針に応じた、認証バッジの取得の検討が望ましいでしょう。認証バッジなしでの運用には制約がともなうため、広告を検討している場合は、早めの認証バッジの取得をおすすめします。
たとえば、未認証アカウントでは、1日に送信できるメッセージ数が数十件と著しく制限されます。しかしサブスクリプションサービスに加入すると、送信できるメッセージ数が大幅に増えます。無課金での運用では、広範なキャンペーンや大量の当選通知を送るのが難しくなります。
また、広告を配信するためには、認証バッジが必要です。認証バッジをもたないアカウントでは、広告の配信ができません。ツイートのおすすめ表示もされにくくなるため、情報の拡散力が大きく低下します。採用広告を効果的に行いたい企業は、認証バッジの取得を検討するべきでしょう。
ただし、広告出稿のためだけに認証マークを取得したい場合、一定の広告出稿額の提示により、サブスクリプションに加入せずにブルーのバッジを付与してもらえます。
まとめ
Xで広告配信をするためには、認証バッジの取得が必要不可欠です。認証バッジの取得により、アカウントの信憑性が高まり、なりすまし対策にも有効です。また、広告出稿や投稿の上位表示のメリットも享受できます。企業や個人がXを有効活用するためには、認証バッジの取得の検討が重要です。認証バッジの取得に関する最新情報は、X広告認定代理店を通じた確認をおすすめします。