新卒採用にはSNSを活用しよう!成功のポイントをご紹介!

公開日:2022/06/15  

毎年やってくる新卒採用。これから社会に出て活躍していく若者の中から、自社にぴったりの人材を採用したいですよね。しかし、従来の採用方法ではなかなかいい人材に巡り合えないと悩む企業も多いでしょう。そこでおすすめなのが、SNSを活用した新卒採用です。この記事では、SNSを活用した新卒採用について解説します。

新卒採用にはSNSの活用がおすすめ

新卒採用の方法は、就職サイトや新卒紹介サービス、就職イベントなどさまざまです。その中でもSNSを活用した採用手法のことを「ソーシャルリクルーティング」と言います。一体なぜ、SNSを活用したソーシャルリクルーティングがおすすめなのでしょうか?その理由を見ていきましょう。

■新卒となる20代のほとんどがSNSを利用している

新卒が含まれる20代の若年層は、ほとんどの人がSNSを利用しています。就職サイトの場合、新卒以外の30代や40代の方が求人情報を見ることもあります。しかしSNSなら、新卒にターゲットを絞れるため、効率よく採用業務を進められるのです。

■採用コストを削減できる

SNSを活用したソーシャルリクルーティングは、従来の採用手法に比べてコストを大幅に削減できます。新卒の採用手法と聞いて、就職サイトへの求人情報掲載のほか、就活イベントを開催して就活生を集めるといったことを思い浮かべる方も多いでしょう。これらの採用手法には、多くの人が集まる反面、大きなコストがかかっています。

しかしSNSは、誰もが無料で利用できるツールです。たとえ企業であっても、広告を利用しなければ無料で活用できます。そのためSNSを活用したソーシャルリクルーティングは、ほかの採用手法に比べて大幅にコストを削減できるのです。

■応募者の人柄がわかる

SNSを通して採用業務を行うことで、応募者の人柄がわかります。たとえば、就職サイトを使った採用手法の場合、決まった応募画面で応募者の情報がわかります。名前や学歴、持っている資格やスキルは判断できるかもしれませんが、応募者の人柄まではわからないでしょう。しかしSNSなら、応募者の情報だけでなく、人柄まで知れるのです。

■応募者と企業とのミスマッチが防げる

採用後によくあるのが、応募者と企業とのミスマッチです。ミスマッチとは、応募者が「思っていた企業と違った」と感じたり、企業が「思っていた人材と違った」と感じたりして、応募者と企業が不釣り合いになってしまうことを指します。しかしソーシャルリクルーティングなら、SNSを通して企業は応募者のことを、応募者は企業のことをよく知ることができるため、ミスマッチが減るのです。

新卒採用におけるTwitter活用方法

ここからは、具体的なSNSの活用方法を見ていきましょう。まずは、Twitterの活用方法です。

■自社の告知に使う

Twitterは、140字以内のつぶやきを投稿でき、つぶやきのことを「ツイート」と言います。そしてツイートを投稿すると、自社のアカウントをフォローしている人に一斉に流せるのです。ある程度のフォロワーがいる場合、採用情報を告知することで一斉に情報を拡散させることができます。

■情報収集に使う

Twitterの検索機能を使えば、知りたい情報の収集ができます。採用業務においては、会社説明会を行った後にTwitterで検索をして就活生の反応を見るといったように活用が可能です。

■スカウトに使う

Twitterは、特定のアカウントにメッセージを送れる「ダイレクトメッセージ」という機能があります。Twitterのプロフィールやツイートを見て、ぜひスカウトしたいという人材が見つかった場合、ダイレクトメッセージからスカウトができます。

新卒採用におけるFacebook活用方法

次に、Facebookの活用方法を見ていきましょう。

■自社の情報発信に使う

Facebookは、個人としてではなく、組織としての登録が可能です。組織としてFacebookに登録しておけば、Facebookのアカウントを持っていない人でもウェブページのような感覚で企業のFacebookページを見られます。そのためFacebookは、ソーシャルリクルーティングに活用するSNSとして最適です。

■コミュニケーションを図る

Facebookは、投稿に届いたコメントに返信をすることで、Facebook上の友達とコミュニケーションがとれます。また、会社説明会やインターンシップなどのイベントの出欠確認も、Facebook上で可能です。

■スカウトに使う

Twitter同様、Facebookもメッセージ機能があります。採用したい人材に直接スカウトメッセージを送ることが可能です。

SNSを活用して新卒採用を成功させるポイント

上述したとおり、SNSを活用した新卒採用は、さまざまなメリットがあります。そんなSNSを活用した新卒採用を成功させるためのポイントを押さえておきましょう。

■発信する自社情報の整理

SNSへの投稿は、いとも簡単にできてしまいます。そのため、情報を発信する前に、きちんと自社の情報を整理しておきましょう。そして就活生の目を惹きつける投稿をするために、自社の魅力が伝わるような情報を発信してください。

■新卒採用に適したSNSを活用する

SNSは、先ほどご紹介したTwitterとFacebookのほかにも、InstagramやTikTok、YouTubeなど、さまざまな種類があります。SNSならなんでもいいというわけではなく、新卒採用に適したSNSを活用しましょう。

■情報発信は頻繁に行う

就活生は、就活目的でSNSを利用しているわけではありません。多くの就活生が、友人とのコミュニケーションや、芸能人の投稿を楽しむなど、プライベート目的で活用しています。その中で企業の魅力を伝えるためには、頻繁に投稿をすることがマストです。

■情報をバズらせる

就活生の中では知名度が低いような中小企業がSNSを活用して新卒採用をする場合、投稿をバズらせることを意識しましょう。バズるとは、SNS上で多くの人に注目され、拡散されることです。SNSでバズると、あっという間に企業についての情報が拡散され、知名度が上がるでしょう。

 

SNSを活用した新卒採用についてご紹介しました。SNSは、本来採用業務に特化しているわけではありません。しかしSNSを上手に活用することで、自社に適切な人材を採用でき、自社の採用力を高められます。

従来の採用手法ではなかなかいい人材に巡り合えないという企業は、ぜひSNSを活用したソーシャルリクルーティングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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